*連載*

□Last Chapter@
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私の頭に最初に浮かんだ人、それは………





三井先輩。






私にとってはみんな、かっこいいし優しいし……素敵な人ばかり。



もちろん皆といろんなことがあってドキドキしたりもしたけど



恋愛する事なんて少しも考えてなかったはず……



なのに何故だか……




前にホラー映画を見た時に手を握っててもらった時の事や





体育館に閉じ込められた時のこと……





三井先輩とのことがたまに頭に浮かんでくる






私………三井先輩のことが





好き?






そんな気持ちが不意に胸を疼かせ





その瞬間、自分の布団の隣には三井先輩が寝ている事を思い出し急に顔が熱くなった。




どうしょう…。

意識した途端になんか緊張してきた…




ベランダから中に入り自分の布団に目をやると空いた布団の隣には三井先輩の姿。




私は恐る恐る、その空いた布団に戻った。




平常心…平常心……。




隣で眠るさっきまで一緒にいた仙道には目もくれず、姫月はただただ三井だけを見て布団に入った。





向こうを向いているとはいえ、三井先輩の寝息が私の胸を鳴らす
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