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拾われた。(臨也
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『ねね、臨也っ!!』


「ん?なんだい?結衣?」


俺の彼女である、結衣は、俺が拾った。
具体的に言えば、俺が池袋の街を歩いていたら、裏路地にしゃがみこんで座っていたので引き取ったわけ。

最初は服もボロボロだったし、髪も泥で汚れていた。


そして、





























━血の臭いがした。━


それに、ひかれたのか俺は彼女を家に連れてきた。
家に連れてきた時、波江さんは少し驚いた顔をしていた。


そして俺に一言。



















「とんだロリコンになったものね。」



と。


……いや、確かに見た目は幼く見えるけど、年齢は15歳って言ってたよ!?
あ、それでもロリコンかな。


その後は、彼女を風呂に入れて、服を渡した。


最初の一ヶ月はまともに口を開かなかったな〜…。


確か、一ヶ月半位の時に自分の事について話してくれた。


まぁ長くなるから一言で言うと、


暗殺屋だったんだけど、もう人殺しは嫌になって会社を抜けようとしたら、仲間達に追いかけられるようになったらしい。


あれ、一言じゃないや。まぁいっか。
その時の目は、凄く悲しそうな目をしていた。


だからだろうか…?































━君に惚れてしまったのは。━


『……………臨也、人の話聞いてなかったでしょ?』


「いや、ちゃんと聞いていたよ?あれでしょ?今日の夜はどんな事しようk『うん、ぶち殺す』え、ちょ!!冗談だってば!!!」




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