Short
□
拾われた。(臨也
1ページ/2ページ
『ねね、臨也っ!!』
「ん?なんだい?結衣?」
俺の彼女である、結衣は、俺が拾った。
具体的に言えば、俺が池袋の街を歩いていたら、裏路地にしゃがみこんで座っていたので引き取ったわけ。
最初は服もボロボロだったし、髪も泥で汚れていた。
そして、
━血の臭いがした。━
それに、ひかれたのか俺は彼女を家に連れてきた。
家に連れてきた時、波江さんは少し驚いた顔をしていた。
そして俺に一言。
「とんだロリコンになったものね。」
と。
……いや、確かに見た目は幼く見えるけど、年齢は15歳って言ってたよ!?
あ、それでもロリコンかな。
その後は、彼女を風呂に入れて、服を渡した。
最初の一ヶ月はまともに口を開かなかったな〜…。
確か、一ヶ月半位の時に自分の事について話してくれた。
まぁ長くなるから一言で言うと、
暗殺屋だったんだけど、もう人殺しは嫌になって会社を抜けようとしたら、仲間達に追いかけられるようになったらしい。
あれ、一言じゃないや。まぁいっか。
その時の目は、凄く悲しそうな目をしていた。
だからだろうか…?
━君に惚れてしまったのは。━
『……………臨也、人の話聞いてなかったでしょ?』
「いや、ちゃんと聞いていたよ?あれでしょ?今日の夜はどんな事しようk『うん、ぶち殺す』え、ちょ!!冗談だってば!!!」