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もしも正臣が…
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『…………それ…、』
私が指さしたのは彼に生えた白くて長い耳。
「きっと…、最近結衣が冷たくて俺寂しかったから生えてk『そんな訳あるか!!』
「いや、だって生えて来たのは事実だしよ…、」
『……理由はわかんないの?』
「………………、…ない!」
私が質問した後正臣は視線泳がせそう答えた。
『…………あるんだ。どうしてそうなった理由が。』
私が彼に白い目を向けると、耳がピンと跳ねた。
あ、もしかして図星?
「そ…そんなことない!俺は隠し事はしない男だからな!!」
まぁ、そんな事言ってる正臣(兎化)君ですが…、
『さっきから耳が凄くピンと張りまくってますけど…?』
ギクリと肩を震わせる正臣。
「そ…そんな事…、」
だんだんと正臣の頭にある耳が垂れ下がっていく。
………これはこれで可愛いかも。
『……………まぁ、正臣がいいなら別に良いけどさ…、とりあえず………』
『お邪魔していいかな?』
「…………おう!!!」