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□お仕事も大事だけど
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高校を卒業後、すぐに就職した私は、日々業務を覚えることで手一杯で、私生活なんて荒れに荒れていた。
そんなときに彼、紀田正臣と出会った。
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「そろそろご飯できるぞー」
『はーい』
正臣に出会ってから2年。付き合いだして約1年。
大学3年だった正臣も就職をして、だいぶ落ち着いてきたころ、私たちは同棲を始めた。
言ってきたのは正臣で、急に見知らぬ鍵をもらったと思ったら、
「それ、俺の家の鍵。」
『え、あ、うん、ありがと』
「俺んちからなら会社の徒歩で行けるし」
『うん』
「荷物は運んどいたから」
『うん……ん?』
とまぁ、なぜか正臣くんは私の私物をいつのまにか自室に運んでいたし、私が借りてた家もすでに解約していたし、あれよあれよという間に住むことになった。
(確かに、少しずつ物が減っている気はしていたけど!!気にしてませんでした!!)
正臣も社会人になったばかりで忙しいのに、こんなに尽くしてくれて、ほんとに私は幸せ者だなぁ。
なんて。彼には言わないけど。調子乗るし。
私自身も一緒に住めたらうれしいとは思ってましたよ。うん。
でもやっぱり言われてうれしいというかなんというか…。
『っ!?』
背中に温かい感触と、首筋にかかる息。
びっくりしてデスクの椅子から落ちそうになった。
いやまぁ、がっしり抱き着かれているから、なんかあったら支えてはくれたんだろうけど。
「そーんなに、仕事に夢中なんだ」
『ちょ、正臣君??…っ』
洋服の裾から手が入り込んできて私のお腹を撫でまわす。
びくりと反応すれば、後ろから嬉しそうに私の体を撫でまわす。
『ま、さおみ…、ごはん食べるんでしょ…?』
「そのつもりだったんだけどさぁ?」
『っぁ…』
下着を持ち上げ直接頂点を摘まんできた。
そのままくにくにと触られたら、
『ふ…ん…あっ…!』
びくびくと体を震わせ、椅子の背もたれに体重を預けた。
「あーあ、胸、触っただけでイっちゃたんだ」
耳元で囁かれびくりと体を震わせてしまう。
『……ん、ご、ごめ』
「別に謝らなくても。由衣がかわいかったからいいんだけどさ。」
仕事も大事だけど、俺にもかまってね
(てか、毎日構ってんじゃん)
(確かに毎日ベットで構ってもらってるけど)
(そうだよね、そろそろ待てを覚えさせないとだめだよね)
(え、俺ペット??まぁ、あながち間違いじゃないかぁ)
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正臣のキャラ崩壊がすごい
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