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またね
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いつから、俺は一人が怖くなったんだろう。


『正臣』


名前を呼ばれて振り返れば、俺に近づいてくる由衣。

由衣は微笑んでいて。


これから言うことを予想させるかのようで。

「由衣…」


『正臣、』



約束守れなくてごめんね


そう言った由衣。
俺の頭によぎったのは、俺が黄巾賊を解散する時に結衣が言ってくれた事。


沙樹が大怪我をして、心も体も、ぼろぼろになっていた時。


「頼む…お前は何処にも行かないでくれ…」

その時は一人が怖くて。

由衣は俺の右腕としてずっと働いてくれていて。
俺が由衣を抱きしめると、彼女は小さく笑っていて。
『……将軍』


私はずっと貴方の傍に居ますよ。


『…貴方を』


愛していますから。






「由衣…!!」


背を向けて歩き出す由衣を見て、もう二度と会えなくなってしまうとわかってしまった。

由衣は俺の為に離れてくれているのだとわかった。


わかったけれど、


「もし、俺の為に離れようとしてくれているならそれは間違っている」


由衣の足が止まる。

「確かに、俺は最初お前に依存してたよ。一人が怖いから。沙樹の事もあったから。でも、」


今、俺はお前が好きなんだよ。


「もちろん、付き合うって事は出来ないのはわかっているよ。」


由衣…臨也さんと付き合ってんだろ?


『!!』


その言葉を放った途端由衣は驚いた様にこちらを振り返った。

その目には焦りと動揺が見えた。

「……黄巾賊に入って、俺に近づいて情報を集めてくるように言われたんじゃないか?」


『………』


何も言わないところを見ると大方合っているのだろう。


「でも、さ」


『もういいよ、正臣』


俺が次の言葉を放とうとした瞬間、由衣は俺の言葉を遮った。


儚げに笑う由衣はどこか美しく、それでいてとても悲しそうなように見えた。


『……正臣、そういうのは気付いても言ったらダメなんだよ。』


「…俺は、AKY…敢えて空気を読まない奴だからな」


ニッと笑えば由衣は困ったように目線を逸らした。


『……もう』


正臣のバカ


そう言って笑う彼女はまるで向日葵のように明るかった。



『………またね、正臣』


また会いに来るから、その時まで少し、お別れしよう。

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何が書きたかったんだろうか。
自分でも分からん!!

そして文章が支離滅裂!!

駄文失礼致しました


ここまで読んで下さった

由衣様、ありがとうございました。

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