キングダムハーツ短編
□君を想う
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ヒトミはよく、摩天楼に来ていた。
理由はサイクス。
昔、相思相愛とわかっていながらヒトミはサイクス…アイザの告白を受け入れなかった。
自分には、彼を幸せにできないと思ったからだ。
「アイザ…」
ここに来たら、必ず言う名前をヒトミは口にした。
時々、何の不自由なく会えるレイナがうらやましいと思ってしまう。
傍に行かせたのは自分なのに。
「今でも、愛してるわ」
ヒトミは何も変わらない景色を見ながら、変わらない想いを紡いだ。
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シリアス…でしょうか?
よく、わかりません。