キングダムハーツ短編

□君が、好きだ
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「今日、任務ないんだってな。うらやましいねぇ〜」

「別に…むしろ、任務に出てたほうがいい。何も考えなくて済む。」

いつもならコロコロと表情が変わるレイナだが、今は無表情だ。
不審に思ったシグバールは尋ねた。

「悩み事かぁ?だったら、聞いてやるってハナシ。」

「いや、いいよ。それに、アンタは任務でしょ?サイクスが睨んでるよ。」

「へいへい。あいつはお前が絡むと、怒るからな。」

シグバールはやれやれと肩を竦めながら、任務に行った。
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