short story

□別の道に別れたけど…
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僕らは別々の道へ行ってしまった。

もちろん、普通に話すけど…

心はいつも…

なんでだろうね…。

僕は、なんであんなこと

言ってしまったんだろ…。


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ニ「別れてください…」

櫻「なんで…。」

ニ「好きな人ができたんです。」

櫻「誰…?」

ニ「普通に…女性です。」

櫻「そっか…分かった。」

君が悲しそうに言う。

そんな顔しないで下さい。

それから、君の笑顔は、いつも

寂しそう…

なんでって言われても分かんない

でも、悲しそうに見えてしまう…。

僕のせいなんでしょうけど…

本当は、好きな女性なんていない

ただ、君と別れる言い訳が

なかったから…。

嘘をついてしまった。

すいません…。

だって…僕らの恋は、絶対に

辛いから…。

普通に女性と恋して幸せに

なってほしい…。

大「ニノ…大丈夫?」

ニ「別に…大丈夫ですけど」

大「オイラには、わかるよ?」

ニ「…本当は、好きで好きでしょうがないんです。」

大「うん…」

ニ「でも…もういいんです!!」

楽屋をでる。

大「ニノ…」

松「どーした?」

櫻「ニノがどーかしたの!?」

大「マツジュン…翔くん…。あぁ!!」

櫻「どーしたの?ビックリするな〜」

大「2人にお願いがあるの!!」





トイレでしばらく泣いた。

そろそろ戻らないと…

楽屋に入る…

翔さんと潤くんが寝ていた。

櫻「潤…」

寝言で潤くんのことを呼ぶ…

松「…翔」

ニ「…」

ダメだ…もう無理

翔さんにキスをする

櫻「んんっ!!ニノ!!」

ニ「すいません…でも、やっぱり翔さんが好きなんです。」

櫻「…」

松「やっと素直になったな。」

寝ていたと思っていた潤くんが…

大「ごめんね…。でも、ニノに素直になってほしくて…。」

ニ「…」

櫻「俺…ずっと、好きだったよ」

ニ「えっ」

櫻「フラれたときから…ずっと」

ニ「僕もです。」

再びキス…。

松「俺らは…邪魔だから行こうかリーダー…」

潤くんたちが、出ていこうとした時…

相「おっはよ〜♪」

KYな奴が来た…。

相「あれれ…」

松「バカ…」

櫻「ははは」

君の笑顔が僕の好きな笑顔に

戻った…


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とにかく、

僕らは…

別の道に別れたけど

また、僕らは同じ道を歩む…。

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