吸血鬼 (ヴァンパイア)1〜life or death〜

□あきらめたら終わりですよ 和也side
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櫻「マツジュン!!…マツジュン!!」

松本さん…。あなたの愛しい人が

泣いてますよ?

早く目を覚ましてください。

大「そーいえば…こんなときに聞くことじゃないかもしれないけど…ニノもオイラの血を吸うまでは誰の血も吸ってないんだよね?なのに…なんで平気だったの?」

ニ「僕は、相葉さんの血を吸っていました」

大「じゃあ…なんで、マツジュンは…」

ニ「多分、松本さんは、本当に好きな人の血しか吸いたくなかったんだと思います。」

櫻「そんな…」

ニ「すいませんでした…。僕がもっと説得しておけけばよかった…」

相「俺ももっと説得しておけけば…こんなことには…ごめんね…。」

櫻「違うよ…二人は悪くない。俺が昨日、血を吸わせてたら…マツジュン、ごめん…ごめんな」

大「…何か方法はないの?」

ニ「意識がないのに血を吸わせるのは無理なんです」

櫻「…」

もう、無理なんでしょうか…。

ふと、松本さんの言葉がよみがえる…

『あきらめたら終わりだろ?』

あきらめたら…終わり

ニ「そーですよね…」

相「ニノ?」

ニ「あきらめたら終わりですよ…皆さん、頑張りましょう。」

櫻「ニノ…ありがとう。そーだよな、あきらめたら終わりだな」

松本さん。

どうか、あなたも頑張ってください!!

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