テニプリ長編
□羊が4匹
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〜宮造side〜
我ら四天宝寺は只今東京に来ています。
昨日はホテルに泊まってました。
ホテルって言うか、民宿?
金「ベッドー!あんな今日でお別れなんやて!」
金ちゃんはベッドとお別れタイム?
それにしてもこんなボロいベッドで跳ねたらほこりが…。
白「金ちゃん、ちょおストップストップ!」
金「嫌やー!」
金ちゃんはやめる気はないらしい。
どうしてこの後毒手がくることがわからないんだろう。
白「金ちゃ〜ん?言うこと聞かん子には毒手やで〜?」
白石部長がシュルシュルと包帯をほどきだした。
金「ど、毒手?嫌や!それだけは勘弁してや!ワイまだ死にとおない!」
白「しゃあないなぁ。ええで。」
本当に部長も扱いになれたもんだなぁ。
今毒手を信じてるのは金ちゃんと謙也さんくらいじゃないか?
千「ほんに金ちゃんは可愛いかね。」
財「ああいうのはアホ言うんですわ千歳先輩。」
春「あ〜ら流石財前くん。厳しいわ〜!」
宮「口が悪いだけでしょ。」
財前はいわゆるデレがないツンデレ。
あれ?ツンツンでいいのか。
ま、さくちゃんと同じかな?
彼方(佳奈)も口は悪かった。
ま、彼方はいいんだけど。←依怙贔屓
謙「由羅!それはちゃうで?財前はデレを上手く表現出来んだけや!」
それって…フォローになってなくないですか?
財「謙也さん。」
謙「何や?」
財「黙れヒヨコ。」
ですよね〜ナイス財前!
謙「ちょお、仮にも先輩やで?黙れはないやろ!」
財「じゃあ黙って下さいヒヨコ先輩。」
謙「変わってへんやん!丁寧になっただけで!」
まあ、いつも通り。
この2人は見てると面白い。
そしてへこんだ謙也さんと駄々をこねている金ちゃんを押し込んでバスは発車した。
席は銀さんの隣。
静かそうだから。
後は銀さんが写経を始めないように祈るばかりです。