テニプリ長編
□羊が5匹
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〜理紗side〜
理「先輩!」
手「何だ?いちいちでかい声を出さなくてもわかる。」
空気がね、重いんですよ!
バスに乗ったら何だかんだで部長の隣になってしまった。
迂闊に喋れないんですけど。
理「バス内ってもっと楽しいものだと思ってました…。」
手「普通に楽しいじゃないか。」
どこが?
部長は座ってるだけで楽しいの?
不「手塚。」
何て愚痴っていると上から綺麗な声が降ってきた。
不「悪いんだけど席変わってくれるかい?酔っちゃってさ。」
手「ああ。構わない。」
天の助け!
そして私の隣に不二先輩が座る。
手「ごめんね。手塚も悪い奴じゃないんだけど…。」
すまなさそうに謝る先輩。
まさか私のために?←感動