short
□グッモ―ニング、UMA!
1ページ/1ページ
私は今朝学校の前で、とんでもないモノを目にした。…いや、モノって言うよりかはヒト、かな…?
同じクラスの九十九君の後ろで浮遊する、青い、ヒト。
──嘘、幽霊?!
背筋が凍った瞬間、そのヒト(?)がこっちを向いて…
目が、会った。
それからのことは、正直よく覚えていない。
とにかく死に物狂いで教室へ行って、席を間違えて笑われた。
「おっはよー!」
九十九君の馬鹿でかい声が教室に響く。青いヒトは…いない。
よかっ…
『そうか』
すぐ隣で、透明めいた声がする。
ぎしぎしと首を軋ませながらそっちを向くと、
『君には私が見えるのか』
2つの大きくて綺麗な瞳が、私をじっと見つめていた。
グッモ―ニング、UMA!
続きません。
初期のアストラルをイメージしてみました。
何で見えるのというツッコミはNGです(←