記録と自然

□本編 1
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「おっらぁっっ!!」

 響き渡る水の音と声。

緑と青の髪、海月レイラが
一人で鍛練をしていた。

「レイラ。」
「なんだ?」

はぁはぁと息を切らし、
私、石谷ロイに顔を向けた。

「朝だ。戻るぞ」
「あぁ…」

ふーーっと息を吸い込み、
奴は、私の背を追いかけた

外は
朝日で、奴が放ったイノセンスで
キラキラと光っていた。
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