記録と自然
□本編 1
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「レイラ!」
「えっ?うわっ!」
がばっと朝から抱きついて来たのは、
僕らと同じイノセンスを持つ
ラビ。
「ラ、ラビ。鍛練の後に抱きつくのは、勘弁してくれねーか?」
「なんでさ〜?」
「まだシャワーに入ってないからだ」
「じゃあ、早く入って来るさ!
早く飯食いてーし」
早く、早く、とせかされるように
己の部屋のシャワールームへ行った。
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