SS

□キスキスキス
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「ねぇ」

『何ー??』



と、場所は並盛中学校応接室

恭弥は応接室にある椅子に腰をかけている

私は1年の名簿を棚に仕舞っていた

ちなみに私は風紀委員の一員


恭弥に呼ばれたが、恭弥の所にまでは行かず、その場で返事をした。

その方が手っ取り早いしね。



「こっち来て」

『此処じゃダメ?』

「ヤダ」



...子供見たいだな...

我儘で

駄々っ子で

自己中で...



ヤバい、言ってたらキリが無い



こんなでも私は恭弥のカノジョ何だよねぇ...。



「良いから来て」



と、恭弥は鋭い目で私を見る

少し身震いすると恭弥の元へ足を運んだ



『何?』



恭弥の直ぐ傍まで行くと腰に手を回され引き寄せられる



『っわ!?』



そのまま恭弥は私のお腹に顔を埋める。

私は無意識に恭弥の頭をゆっくりと撫でる



「ん...」



と、抱きつく力を強くする恭弥



『どーしたの?風邪でも引いた?』



こんな事してくる何てねぇ...

珍しい...



「別に」

『デレ期?』

「違う」



即答された...

でも離さないって事はデレ期だよね...



私は恭弥の髪に指を絡ませクルクルと弄る

それでも恭弥は抵抗せずに大人しく抱きついたままだ



「キス」

『え』



キスですと?

いやいやいや



『ヤダ』

「じゃぁ勝手にするよ」



と、恭弥は私の後ろ髪を恭弥の方に引き寄せる



『った...』





























 
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