『裏・短編集』

□彼氏が彼女になった夜!
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俺はいつもの如くあっさりとベッドに押し倒された。






「君のって結構太くて長いよねぇ☆入れたら気持ちよさそう♪」
ヒソカは俺のモノを長い舌でつぅっと舐め上げるとチュッと俺自身の先端にキスをしながら、唐突にそんな事を言った…。
「……………は?」
俺は意味が分からずヒソカの顔を見ると、ニンマリと妖しい笑顔。
「僕、どっちもイケるって言わなかったっけ?」
「?……男も女もイケるって話なら聞いたような…………」
「うん、男女OKだけどそっちの意味じゃないょ☆」
「…………………………っ!!!!」
まさかとは思ったが、どうやらその考えは当たっていたらしく、ヒソカは俺のケツの穴をつつぅとなぞりながら、とんでもない事をぬかしやがった。
「君、いっつも気持ちよさそうだから…久しぶりに僕も欲しくなっちゃった∨」

「冗談じゃねえっ!!テメーのケツに突っ込むくらいならヤられた方がまだマシだっ!!」
「普通逆じゃない☆?」
ヒソカは少し呆れたような顔をしたが、またすぐにニヤニヤとした厭らしい笑みを浮かべて俺の顔を除き込む。
…そりゃそーだろうけど…さんざん人の身体仕込んどいて今更そりゃねぇだろ…。
さすがにそんな事は口に出来ないのでとにかく無理だと奴の顔を突っぱねながら精一杯抵抗する。

…が、抵抗虚しくあっさり両手首を拘束され、奴は俺の腹に馬乗りになり満面の笑顔だ。
「大丈夫☆自分で解すし僕が腰振って、ちゃぁんと満足させてアゲル∨」


ヒソカはベッドサイドの棚からローションを取り掌に塗り広げると、わざと俺に見せつけるように腰を突き出し脚を開くと自分の穴を解し始めた。
自分がされてる時の事を思い出してしまい、恥ずかしさから思わず視線を反らす。
「はっ…んっ…∨」
中指を挿し込みゆっくりと抜き差しを繰り返しているヒソカから、いつもは聞く事のない艶のある吐息が僅かに聞こえてくる。ふとヒソカの顔を見ると眉根を寄せて少し辛そうだが頬はほんのり薄桃に染まっていた。
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