『ヒソカとレオリオ』

□【裏】ヒソカとレオリオ
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路地裏に倒れていたヒソカを助けて以来、ヒソカはたまにお礼の変わりかなんか知らんが酒を持ってウチに来るようになった。高級な酒と言うより隠れた銘酒が多くてなかなか旨い。とくに何か話す訳じゃないが今のところ害もないしまぁいっか、と思ってた。



今回の酒も旨い。
いつものようにヒソカはソファ。俺は床に胡座をかいてる。
今夜の和酒はちょっとクセがあるけど俺好みでつい呑みすぎてしまった。ま、この程度じゃ酔わねーけど。
でも眠くなってきたなー。そういや夕べはかなり遅くまで勉強してたし今朝も起きたの早かったな。

「レオリオ」
「ん〜?………ん。」
酒と眠気にぼんやりしてたらふいに名前を呼ばれヒソカを見上げるとキスされた。
ちょっと、いやかなり驚いたが不思議とイヤじゃなかった。ヒソカの唇も舌も俺好みの酒の味。キスも上手い。
そのまま床にゆっくりと押し倒されたが頭を打たないように手を添えるあたり結構紳士的だな。意外だ。

唇から頬へ、頬から首筋にと口づけていく。

布越しに胸をやんわりと揉まれたが男の胸板なんて揉んで何が楽しいんだ?分からん。

「ひあっ」
乳首を指先でカリッと引っ掛かれ思わず変な声が出てしまう。そしたらヒソカはそこだけを執拗に責めてきた。片方をTシャツの上から口に含み強く吸ったり舌先でつついたり、もう片方も指で摘まんだり捏ね回したり。唾液で濡れた白いTシャツはピンと起ち上がった乳首が透けて見える。布越しのじれったい感触に身じろぎながらも漏れそうな声を俺は必死で押し殺した。だって男なのに…乳首で感じるとか恥ずい。

そんな俺の様子に気付いたヒソカは少し眉根を寄せて俺を見る。俺が恥ずかしさに顔を背けたら耳朶にキス。

「声、我慢しないで…」
「ふっ、ぁ」
耳にかかる吐息と乳首を弄ぶ指にまた変な声が出た。我慢するなって言われてもな〜。普通に恥ずいっつーの。

ああ。でも気持ちよくて脳ミソふわふわしてきた。

また唇が下に下りていく。今度は胸を通り過ぎてTシャツの裾を捲られヘソを舐められた。くすぐったいのと気持ちーのとで横っ腹がぞわぞわする。
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