『流れ星』

□流れ星E話
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「はぁ…はぁ。ん。あっ。」
根元まで飲み込んだ二本の指が前立腺を刺激する。それと同時に前も激しく擦り上げる。
ジュプ…ニチュ…と部屋に響く卑猥な水音。
「はっ。あ。ひそ、かぁ。ーくっ!」
精を吐き出しぐったりとベッドに横たわると枕に顔を埋めた。


なんでズリセンのオカズがヒソカなんだよ…。くっそ。ムカつく。

イク寸前に思わずヒソカの名前を口にした自分にがっかりとうなだれる。




ヒソカがウチに来なくなって2ヶ月が過ぎた。

面倒な仕事を頼まれ1ヶ月くらいかかると言っていたが結局この2ヶ月何の音沙汰も無い。

…本当はもう仕事は片付いてるんじゃないか?俺に飽きたから来ないだけかも…。

別に待ってる訳じゃない…。ただ、来ないなら来ないではっきりして欲しい…。




***




受験も無事に終わり、後は3月3日の合格発表を待つだけだ。
3月3日って…よりにもよって誕生日かよ。

俺はハンター試験を受ける為に受験を一年見送った。二浪は絶対避けたい。
はぁ〜。絶対落ちたくねーなぁ。でもやれるだけの事はやったし、手応えも充分あった。きっと大丈夫だっ!笑って誕生日を迎えてやるさっ!




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