『短編集』
□ゴムつけて∨
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食後、ソファでまったりテレビ観ながら過ごす俺。背後にはべったり張り付いた背後霊男ヒソカ。この情況になんの違和感も感じない自分って………
まぁ、それはこの際置いといてだ…
「お前さー。前から思ってたけど…ゴム、付けた方がいいぞ?」
「ん〜◇なんで?」
「なんでって、…相手が病気とかもってたらどうすんだよ。」
「君、病気なの?」
「は?んな訳ねーだろ。俺は健康体だ。」
「なぁんだ♪じゃあ問題無いじゃない♪僕、君以外とシてないし∨」
「…………そ、そっか…///」
「それに、ちゃんと後処理してるし付けなくても大丈夫でしょ♪それとも付けて欲しいのかい?」
「えっ?…いや、その…。」
「ん〜。君がおクチで付けてくれるならゴムするケド∨」
「……却下だ。」
「え〜◇ いいじゃない。減るもんじゃないし♪生がいいなら付けて外せばいいでしょ?」
「…なんで俺がそんな無意味なサービスしなきゃなんねーんだよ。だいたい生がいいなんて一言も言ってねーだろが。アホ。」
「中出しされるの好きなくせに∨」
「なっ!?んな訳ねーだろっ!」
「じゃ、付けてよ∨」
「ああっ!付けてやるよっ!」
―ハッ。しまった…。
「ふふっ∨男に二言は無いよね?じゃ、ベッド行こうか♪」
「あの…えと……ハイ。」
俺のアホ………。