緑夢物語

□喧嘩するほど
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『りまなんか、知らない。
この下衆。童貞。』

緑「…は?」

私が怒ってるのは
りまのせいで、原因はさっきの図書室での出来事




『高尾、りまは?』

りまの姿が見えなくて高尾に聞いた。

高「図書室。」

『ありがとう。』

私は走って、図書室に向かった。

はやく、りまに会いたくて。

『りーまーちゃ…。』


「ありがとう、緑間くん、優しいね。」

緑「…別にそんなこと無いのだよ。」

りまが他の女の子と話していた。

女の子は頬を赤らめながら…。

あまりにもショックで、
側にあった本棚を掴んだ。
そしたら、ボロかったのか
その本棚がメキメキ崩れたので、
気づかれてしまった。

『…。』

緑「ど、どうしたのだよ⁉」

どうしたじゃねぇだろ、
と思いながら、
そのままの目で女の子を睨んでしまった。

図書室にいた他の生徒も
司書の先生も固まっていた。


『りまなんか知らない。この下衆。童貞。』

緑「…は?」
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