緑夢物語
□喧嘩するほど
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走って先輩達の教室に行った。
『木村ー‼トラック貸せー‼』
木「うわっ、緑間の彼女⁉
しかも、呼び捨て⁉」
宮「どうした?緑間殺す?」
『りまが浮気した。』
高「あー、居た。
駄目っしょ。
真ちゃん泣いてるから、ほら。」
高尾が先輩に頭を下げて、
私の手を引く。
高「言っとくけど、ありすは先輩らの学年の間じゃ可愛いって評判なんだぜ。
危ないから。」
『…高尾、お父さんだね。』
高「は?お母さんは?」
『赤司くん。』
高「あぁ、そう。」
教室に戻るとりまが、待ってた。
緑「…俺は童貞では無いのだよ。」
『童貞だよ、心の。』
りまが、私の頭に手を置く。
そして、高尾を睨む。
緑「連れてこいとは言ったが、
手を繋げとは言ってないのだよ。」
高「手くらい許せって。」