四天部屋
□何気にうまい
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「き〜ぷびりらぶきーきーびりらぶ」
「なあ、白石」
「あいっき〜ぴりんぐらぶあいっきーきーびりらぶ」
「おい、白石」
「き〜ry」
「聞けや、お前ゴラァ」
「すみません」
「遅いんじゃ。さっきからなにレオナ・ルイスのBleeding love 歌っとるん?」
「発音めっちゃええ」
「俺の発音がいいとかは聞いてへん。だからなんで洋楽歌っとったんや?」
「悪いか」
「いや、別にええけど。てか、白石洋楽好きやったっけ?」
「うん・・・・まあ、嫌いやないんやけど。“抱きたいカンケイ”っちゅー映画でナタリーが熱唱しとったから・・・・・」
「ああ、それで調べてこの曲知ったと・・・」
「醤油事」
「さぶっ、てか読みにくい」
「やってどう書けばええか分からんかったんや」
「頭使え」
「嫌だ〜」
「てか、授業中あんな発音の悪い洋楽聞かされたら集中できへんわ」
「やったら謙也も一緒に歌おうや」
「俺の得意教科英語なんやけどええん?」
「バチこい!!」
「後悔してもしらへんで」
「望むところや。き〜ぴりらぶきーきーびりらぶ」
「I keep bleeding love I keep keep beeding love」
「・・!?・・き〜bleedらぶきーきーbleedらぶ」
「You cut me open」
「・・・・・謙也君、謙也君」
「なん」
「なんで謙也俺より発音上手いん?」
「やって言うたやん。俺英語得意やって」
「あなたをそんな子に育てた覚えはありませんよ!!」
「育てられた覚えもないわww」
「キィィィィィィ!!!なんで謙也こんな発音上手いんやあああああああああ!!」
「てか、お前途中からbleedのところだけ発音よくて、日本語と英語喋っとるみたいやったで」
「マジか。てか、謙也は本場に負けくらい上手やったし公式でも腐った小説のなかでも俺が歌うまいしなんでも完璧みたいな感じになってたんになんで謙也こんなに英語の発音上手いん?もしかして西のスーパールーキーなろうとしてるん?西もインターナショナルってか?テニスの試合の時も無我の境地オーラ出して
You still have lots more to work on とか言うん?謙也そしたら誰おまやんもう公式も腐った小説もこんな謙也書いてへんよこんな謙也謙也やない謙也は俺のもんじゃあああ!財前ゴラァ!」
「白石、最終的に財前への挑戦状になっとるで。てか、俺が発音上手いだけやなくて白石も発音下手すぎなんちゃう?」
「・・・今の読めたん?・・・」
「突っ込みどころそこ!?」←おわれ