タクミくん(short story)
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□逢いたくて……(ギイ×託生)
ぼくは兄の墓前を辞し、空を見上げた。
「思い立ったが吉日だぜ」と言ってバス停で大きく手を振ってくれたギイ……
□今日はなんの日?(ギイ×託生)
いつものように温室でバイオリンの練習をした後、寮へと戻ってきた。
「うわ……もうこんな時間だ……」
弾くのに夢中になってしまい、気付けば日はとっくに落ち、薄闇が広がっていた。
□Halloween(ギイ×託生)
Trick or Treat!
「……びっくりした……何ギイ?」
夕食後、305号室に戻り、課題をやっつけていたぼくの……
□ネクタイを解く手(ギイ×託生)
「ギイ、遅いな……」
ぼくは走らせていたペンを止め、時計を見やる……
□whitelove(ギイ×託生)
「メリークリスマス……」
ふわりと微笑んだ託生がキスをしてくれ、オレも微笑むと床から託生を抱き起こしベッドに座らせた……
□ひ・め・ご・と(ギイ×託生)
託生と秘密の逢瀬を重ねる、屋根裏部屋。
ドアが閉まったと同時に抱き寄せ、首筋に顔を埋めた。
託生の甘い香りにくらくらする……
□practical joke(ギイ×託生)
今日ぼくはギイと一緒に出掛ける。と言っても例によって、一緒に下山して行動を共にするわけにも行かず、赤池くんに協力してもらって……
□スーパームーン(ギイ×託生)
「葉山……」
ぼくは章三に呼ばれて読んでいた本から顔をあげた……
□surprise(ギイ×託生)
放課後、雑用を片付けたオレは託生がいるだろう温室へと向かった……
□ベッドの中での睦言お題(セリフ)
『ちょ、噛みつかないで……』
『オレ、お前の匂い大好き……』
『お前の肌って甘いんだな……』
『くすぐったい!痕つけないで+気持ちいいならいいって言えよ……』
お題は【Cubus】キュバス様からお借りしました。
http://www.hm3.aitai.ne.jp/~yeshi/index2.htm
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