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□せいだいにすべる
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さっぶいから覚悟しといて
















「ふっざけんなよ!!」


振り上げられた拳

うわ、また殴られるのか。


目の前にいるカルシウム足りてない先輩を涙目でそっと見てから目を閉じた。




なんでこんな素敵な展開になってるかと言うと、先輩のカレシを私が奪っただなんだと。


もちろんそんな覚えはないし、カレシが誰かも知らないし。


「あたしの、光くんなのに!!」


うっわ、カレシって財前光くんですか、うっわ。


「人の彼氏とるとか死んだらいいのに!!」


財前くんはとんだ性悪がタイプなんですか流石毒舌で私のカレシいじめてるだけある。

謙也さんいつも泣いてるし。


『あの、私彼氏いるので別に、』


「光くんはあげない!!!」


『だから、私別に彼氏が』


「光くんはあたしの彼氏なの!!」

『私は謙也と付き合っ』


「光くんはあなたなんかの」


ああもうはいはい私が光くんを奪いましたもう離してください


「やっぱりそうなのね!!!!」


聞こえてるんかい!


「この泥棒猫!!!」


なんだか昼ドラみたいな台詞のあとに振り上げられた拳。


これで冒頭に戻る。



「あんたなんか!!」


今だ、助けに来い私の王子様!!



ドガッ




まあそうだろうよだって謙也だもの。


そっからやりたい放題蹴られ放題


そういえば今日愛しの謙也くんは歯医者にいってるんだっけか。

ああ私の彼氏は
あたしと歯の健康どっちが大事なの

「誰も助けにこないなんて可哀想」

『言うなよ!』



ガラガラ


今更ながらあいたドア。



「話は聞かせてもろたで。」


「光くん、なんで…」


「お前、ほんまに性格悪いんやな」


冷たい視線に凍りつく光くんの彼女。


「光く、いつからここに…」


「誰も助けにこないなんて可哀想ってとこからや」



ついさっきじゃねえか。


ツッコミもしないで泣きじゃくる光くんの彼女






続き書けないよう(;_;)
やっぱ私にギャグはむりなのかな(;_;)(;_;)



おもしろくないとか言わないであげてください
頑張った最善をつくしてこれだった

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