仮面ライダーディライト-世界の光導者-
□第10導 カリスジョーカー
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ケルベロスにラウズカードを奪われジョーカーに変貌したレイは、ディライトに襲いかかってきた。この事態にディライトは、彼を気絶させようと攻撃を仕掛けた。
『くっ…一度気絶させるしかないか…キリさん、ちょっと痛いですよ!』
【ATTACK-RIDE…LASER!】
止むを得ずディライトは「ディライトレーザー」でジョーカーを狙撃した。
『ガァッ!!』
しかし、ジョーカーはそれを全く物ともせずそのままディライトへ近づき攻撃を仕掛けた。
『そんなっ!?効いていな…ぐあぁぁっっ!!』
ジョーカーの攻撃を受けたディライトは背後へ吹き飛んだ。
『くっ…なんつー強さだ!!攻撃が全く効かねぇ…!!』
『攻撃だけじゃなく、防御も高過ぎるぜ…。』
一方、ランスとラルクはケルベロスと交戦していたが、ケルベロスの強大な強さに翻弄されていた。
『グオオォォッッ!!』
『!!こいつスピードも半端ねぇぞ…うわぁっ!!』
猛スピードでランスに襲いかかり、その鋭利な爪で引き裂き、彼を地に伏せさせた。
『シン!!』
そして、倒れたランスを掴み上げ先程のカリスの様にカードを奪おうとした。その時…
『ふっ…!! 』
『『グガアァァァァッッッッ!!!!』』
突然、ジョーカーとケルベロスが何者かの襲撃を受けた。彼等の背後にいるのは…
『な…何故だ…何故此処にいる筈の無い怪人がいるんだ…!?』
ディライトが驚くのも無理は無い…。何故なら本来「キバの世界」または「ダークキバの世界」にいる筈のマーマン族の生き残りの緑の海魔「バッシャー」がいるからだ…。
『僕、参上♪』
―世界の光導者、ディライト!9つの影の世界を巡り、その瞳は、何を照らす?