夜空に消えた光・譲れない想い

□王様ゲーム
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 この後、やはり偶然だったのか、二回目以降俺に当たる事が極端に減った…。



[四回目]

『王様 お燐』
「命令 8番(ミスティア)は自分の特技を披露」


「特技は歌う事よ! じゃあ、早速━━」
「ゴメン! やっぱ披露しなくて良いよ!!」
「? そう?」

「危うく鳥目にされる所だったウサ…」



[五回目]

『王様 橙』
「命令 3番(大ちゃん)の好きな動物は何ですか?」


「猫来い…猫来い…」
「えっと……猫ちゃんかな?」
「えへへっ、やったやったぁ〜♪」
「あははは…」

「可愛い姿に上手く誘い込まれたウサね。命令…質問事態は大した事ないけど…」



[六回目]

『王様 優也』
「命令 4番(ルーミア)は好きな食べ物を5つ答えて」


「人肉、鶏肉、兎肉、豚肉、馬肉なのか〜♪」
「見事に肉だらけだな…」
「えへへ、照れるのか〜♪」
「褒めてないし、じわりじわりと近づいて来るな!」

「普通に食べられてしまいそうなのが、ここにだけでも四人も居るウサ。てか、コレも質問…」



[七回目]

『王様 お燐』
「命令 11番(お空)は私の肩を揉む」


「うにゅ〜、お燐の肩固いねー」
「……って、そこは頭だよ!」
「ココか! 思ったよりふにゃふにゃ〜」
「そこは尻尾!! わざとやってるだろっ!?」

「この二人は漫才でも極めればいいのに」



[八回目]

『王様 チルノ』
「命令 ユーヤはあたいに一番最初の命令!』


「数字で言わないとダメウサよ。よってこの命令は没」
「!?」
「まあ、数字も分からないHなら仕方ないウサね〜」
「あ、あたいHじゃないもん!! これはユーヤのせいだもんっ!!」

(理不尽だ…)



[九回目]

『王様 お空』
「命令 10番(優也)は6番(幽々子)にダーイブ♪」


「優也くんは自分からできそうにないし私から〜♪」
「〜〜!!?」←胸に押し付けられてる
「あらあら、暴れちゃって♪ それにホントに温かいわ〜♪ 例えるならケーキの後の紅茶で……」

(変な例えしてないで早く離してくださいっ!!)


「ユ〜〜〜ヤ〜〜〜〜〜!!!」



 まあ、九回目はとんだ災難で、後でチルノにアイシクルフォールを喰らわされましたよ…。

 
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