ｂｅｇｉｎ ｔｏ！！ 倉庫
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あのね！らいもんってすごぉくつよいんだって！
うん！！だからわたし、おおきくなったららいもんちゅうにはいるんだ！
…え？ゆうともいきたいの？だよね！よぉし！めざせイナズマイレブンー！！
…そう。ごめんね。帝国にも残りたかったけど、兄さんたちが…ごめんね、幸次郎。次郎。渡。修二。…みんな。
…有人。
『…はっ！！』
とてつもなくうなされて起きた。
何だか懐かしい夢を見た気がする。
…この前秋ちゃんとサーティスリーのアイス食べに行った時を夢に見たかな。
『いや…もっと懐かしいぞ。多分。』
ひとりごとを言いながらベットから起き上がりカーテンを開ける。
うん。いい天気だ。今日は絶好のサッカー日よりだな。
『さーてあっさごはんーっ！！』
そう部屋を出ようとした。…が、私の足はあと一歩のところで止まる。
『………………。』
…何だ。この…激しく何か忘れてる様な感じは。
『まぁいっk♪〜♪〜…あ。』
タイミング良く、携帯の着信音が聞こえる。
名前はいちたちゃん。…風丸か。
『はいもしもし〜』
「かのん！！今どこだぁぁぁぁ！！」
『は？…私の家だけど。』
「アホっ！！今日が何の日か忘れたのか？！」
『何の日…？』
必死に頭をフル回転させて記憶を掘り起こす。
出てきたのは我らがキャプテン、守の声。
「みんな！今度の土曜日は練習試合だからな！！」
『……………』
冷や汗をかきながら日付を確認する。
カレンダーの今日の日付は、土曜日
『………練習試合だったあぁぁぁぁぁぁ！！！』
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