紅の風

□紅の風
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『そういえば山崎は?』



総「ミントンやってますぜ、ミントン」



それを聞いた土方さんは



十「山崎ィィィ!!」



バキッ ガッ ゴッ



土方さんは山崎を殴って、スッキリした様子で帰ってきた。



勲「まァとにかくそーゆうことなんだ。こちらも毎年恒例の行事なんで、おいそれと変更できん。お妙さんだけ残して去ってもらおーか」



十「いや、お妙さんごと去ってもらおーか」



勲「いや、お妙さんはダメだってば」



銀「何勝手ぬかしてんだ。幕臣だかなんだかしらねーがなァ、俺たちをどかしてーならブルドーザーでも持ってこいよ。あと、瑠依も置いていけ」



『え?』



何であたし?



妙「ハーゲンダッツ1ダース持ってこいよ」



神「フライドチキンの皮持ってこいよ。あと瑠依姉もアル」



『神楽まで……』



定「フシュー」



新「案外お前ら簡単に動くな」


十「面白ェ 幕府に逆らうか?今年は桜じゃなく血の舞う花見になりそーだな…」



総「待ちなせェ!!」



険悪なムードの中、総悟が大声をだして止めた。



十「!」



総「堅気の皆さんがまったりこいてる場でチャンバラたァいただけねーや。ここはひとつ、花見らしく決着つけましょーや。第一回陣地争奪…叩いてかぶってジャンケンポン大会ぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」



全「「「花見関係ねーじゃん!!」」」




……………



隊「いけェェ局長ォ!!」



隊「付き合って下さい副隊長!!」



総・十「「どさくさに紛れて何言ってんですかィ?(だよ!!)」」



『あはは……』



試合……なんか不安だな。
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