拍手ありがとうございます!
ポラリス番外編〜木彫りの馬〜
*主人公はデフォルトで"ノア"です。
幼少時代
コレット「木をお馬さんの形にほるのってむずかしいね・・・」
ジーニアス「うん。ねえ、ロイドはどう・・・・・・ってすごっ!」
ロイド「へへんっ、どうだ!」
コレット「すごーい!ロイドってきようだね!」
ロイド「ドワーフの息子だからな!」
ジーニアス「ロイドって図工と体育だけはとくいだよねー」
ロイド「まあな!」
ジーニアス「ほめてないし・・・」
コレット「あれ?ロイドのお馬さん2つあるよ。どうして?」
ジーニアス「あ、ほんとだ」
ロイド「ああ・・・ひとつは自分ので、もうひとつは・・・だれかにあげようと思って」
ジーニアス「だれ?ダイクおじさん?」
ロイド「ううん、ちがう。おやじでも先生でもコレットでもジーニアスでもないんだ」
コレット「じゃあだれなの?」
ジーニアス「ぼくたちの知らない人?」
ロイド「それが分からないんだ。だれなのか分からないんだけど、作ってあげたいなって思った。あげたらよろこんでくれる気がして、笑ったかおが見たいなって思ったんだ」
コレット「だれかも分からないのに?」
ジーニアス「ふしぎだね」
ロイド「ああ。なんでなんだろうな・・・」
**
ロイド「―――ってことで、はい!」
ノア「・・・・・・経路が全く不明なんだが。何だこれ、木彫りの馬?」
ロイド「いいから、ノアはソイツを受け取ってくれ。それで俺は満足だから」
ノア「はあ・・・」
ロイド「いやー、これですっきりした!あの頃のモヤモヤはこういうことだったのか。なるほどなー」
ノア「???」
END