プレゼント
□水槽ごっこ様より
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「あ!枝崎と…誰だ?隣にいる奴?」
「まいごの小学生か…?」
「…うう。」
「あはは、気にしちゃだめよ。美依。」
「カレンセンパイ…。」
そういって美依はオレに抱きついた。
そして優しく頭をなでる。すると美依はいつも笑顔になる。オレは心の中でフィーバーする。
ああ!なんで今年の1年マネジみんな天使なの!?
さつきちゃんもかわいいけど美依ちゃんもかわいいよおおお!!
ふう。なんっかほんと青峰にポジション代わってほしい…。
さつきちゃんという美人な幼馴染がいるくせにこんな可愛い双子まで…!
ピルルルル!
「あ!いけないっ!!」
「?」
美依があわててブレザーのポケットから携帯を出した。
画面を見る美依はニコニコしていた。
「…美依、彼氏じゃないよね?」
「!!!ちちちがいますよ!!中学時代の友達ですっ!」
「そう?」
ああ、顔を真っ赤にして否定する美依も天使だなあ…。
もしほんとに彼氏できたらその男抹殺しよう。
「そうですよ!澪ちゃんっていって、凄く頼りになるんですっ。マネージャーの仕事もテキパキこなしてましたし!」
「へえ…。」
ふだんオドオドしてしゃべる美依にしては珍しく急き立てるようにしゃべっている。
そんだけその“澪ちゃん”とやらが大切な存在なんだろうな。
「それに、すっごくかわいくって、……胸も大きいですし…それから…」
まじか。
ガシッ!!
「あ、あの、カレンセンパイ…?」
「美依、私にその子紹介する気ない…?」
「え…」
美人で巨乳とかぜひともお近づきになりてえええ!!
「今週の日曜とかどうかしら?」
「ひぃっ、(センパイ、目が怖いです…。)た、助けて大ちゃん…。」
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