黒バス
□天才少女
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帝光中男子バスケ部
このバスケ部の部室には
10年分の月バスが収納されている
何故10年も前からのモノがあるのかは誰も知らないが
バスケ部主将の赤司征十郎は
ある年のある月の月バスを片手に
あるページを眺めていた
そしてソレを閉じ、椅子に置き
少し考える素振りを見せ
そして嬉しそうに口角をあげた
「面白い―――…」
赤司征十郎が見ていたページとは…
数年前、天才少女とうたわれた―――…
白川澪の事を取材したページだった
赤司の笑みの意味は―――…
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