SUMMER WARS!

□キャンディとイカ
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『どうしてキングカズマがここに・・・』


キングカズマはどんどんあいつらを追い詰めていった。

そして必殺技、サマーソルトキック。


見事にヒットし、あいつらは吹っ飛んでどこかへ消えていった。






お礼言わなきゃ。

でも未だに手が震えてて、文字が打てるどころの話じゃない。


…しょうがない。


イヤホン付きマイクを耳にセットする。



いきなり失礼かな、なんて思いながら話しかけてみた。



『あ、あの!ありがとうございました!!』




―別に。




おお、コンタクトとれた!!




―なんで、モンナがここにいるの?




『ずっと前に見つけたんです。誰もいないから踊りの練習とかしてました。

…どうして私の名前知ってるんですか?』




―OZの歌姫でしょ。それくらい知ってる。



そっちのほうが有名だろ!!

と心の中で突っ込んだ。


―ここは、OZのまだ開発されてないところだだからさっきみたいにバトルエリアじゃなくても攻撃できる。

もうここへは来ないほうがいい。





そういうとキングカズマはどこかへ行った。


・・・・クールだなあ。

さっすがキング。


でも、本当良かった。あの時キングカズマが来なかったらモンナボッコボコにされてたよ。



モンナはもう動けるようになっていた。

私の震えも収まり、ここから出るようにモンナに指示を出す。



ふと思い出したことがあった。





じゃあ次はどこで練習すればいいんだ?



…スポンサーさんに頼むのも気が引けるし。







だがこの後、そんな心配は吹っ飛んだ。
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