pkmn

□曖昧アプローチ
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急いだけれど、廊下を走ったけれど、教室にたどり着いた時には授業が始まっていた。

―――どうしよう。

よりにもよって担任の授業に、頼まれた物も持たないで授業に遅れて。

どうしよう。

私の思考が停止していると、不意にゴールドは私と繋いでいた手を話して、辞書を私に持たせた。


「え、ええっ!?ちょっと、ゴールド!?」

「さぁーせーんっ」

ガラッ、とゴールドは教室の扉を開いた。

明るい口調で、悪びれていないかのように。


「遅いな、……授業は始まってるぞ」

「だからさーせーんって。俺が図書室で寝てんのを、
 マジメ委員長が起こしてくれたので遅れましたー」

「す、……すみません」

事実だけど、そのはずなんだけど。

私は今……ゴールドにかばわれている?


「もう分かったから、席につけ」

「うっス」

ゴールドだから仕方無いか、というような雰囲気。

ゴールドが席に向かう途中、偶然なのか目が合って。


「っ!」

ウインクをされた。

……ね、私の心を奪ったことなんて、気付いてないんでしょ?

無意識であろう、私でなくともこんなシチュエーションなら
誰であってもしたであろうこと、なのに。


認めたくないような気がして、自分の気持ちにフタをした。












 曖昧アプローチ!

  (彼の恋に、彼女は気付く?)













ん……なんだろう、これ。
なんつーか、この話の出来が「あんまりだわ!!」みたいな。

すみませんでした……甘いとかやっぱり難しい……。

ゴークリになると(いや、誰でもなんですけど)学パロしたくなります。
学パロ楽しいね!

現実には不可能でも、なんか楽しくなるね!←


クラユリ様にリクエストしていただいた「甘めのゴークリ」でした。
すみません……本当にすみません、ゴークリ好きなんですけどね。

読むのと書くのは、やっぱ違うなあ……(当たり前)


キリ番の小説(?)なんですが、いつの間にか2350人もの方にお越しいただいて……

感謝してもしつくせません……!


もうすぐお正月なので「冬企画!」も書かなければ!


もうちょっと書きたくなったので実はオマケがあります。


こんなグダグダでも読んでやんよ!という神なお方にお読みいただけたら幸いです。
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