pkmn

□会話文
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ひとつ少ない(ゴールドとシルバー)


「なあなあ、どうして11/11は1がそろっている、という理由で“ポッキーの日”なんて
 日があるのに1/11は1がひとつ少ないからって
 “ポッキーの日”じゃないんだ?」

「……知るか、前髪爆発頭」

「えー、何だよその反応の薄さ!シルバーのバーカ、バーカ!」

「バカとか言うな。小学生か」

「うっせぇ、俺といえば“よくあるこった、気にすんな”と“カーバ!”なんだよ」

「バカと、その“カーバ!”は違うだろ」

「……ちっ、騙されなかったか」

「騙す気だったのか、お前」

「いやいやいや嘘だからな!ジョーク、ジョーク!ハッハッハ!」

「笑い方がウザいな」

「悪かったなあオイ!なあ、地味に俺は傷つき続けてるんだよ、
 頼むからそういう中傷コメントはひかえてくれよ。
 ダチと話すだけで傷つき続けてるとか嫌すぎるから」

「仕方ないだろ。人間は皆、傷つきあって傷なめあって生きていくんだから」

「いきなり重い話になった!?」

「お前のせいでしかないがな」

「それよかさあ」

「この展開で話題を変えるなんて強引だな」

「話題変えでもしないとシル公がいるわけだし、暗い重い話になりそうだろ」

「俺がいるから、ってそれは理由にするところなのか」

「え?あ、お前も傷ついた?」

「嬉しそうだな」

「いや、別にぃ?」

「……まあいい」

「いいのかよ!?……んー、何の話してたっけか」

「お前がギャンブルしまくって全財産無くなったからジム制覇する、と宣言した所だろ」

「シルバー頼むから俺の話ちゃんと聞いて」

「冗談だ」

「冗談ならポーカーフェイス崩せよ!?」

「俺は別にポーカーフェイスなわけではない。ポーカーフェイスはグリーンさんだろ」

「ん、まあ……確かになあ」

「だが俺が表情のレパートリーが少ないのも事実だ」

「事実の認めるまでが長ぇよ」

「……なあゴールド」

「ん?どうしたよ」

「1/11は鏡開きだぞ」

「知ってるけど。それがどうかしたのか?」

「……いや、何でもない」

「はあっ!?何だよシルバー!!」














ただの会話文でした。
一応ゴールドとシルバー。

楽しかったです。
ゴールドなら話が反れてる間に何の話をしたか本気で忘れていそう。

ただし冗談はフィーリングで理解できるから本気で忘れていることを理解されない。
そんなイメージ。(ひどい)

シルバーが書けて嬉しかった。

11/11は“サッカーの日”らしいですね。
……サッカーが11人制だから?
よく分からないや!
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