pkmn

□ばか、そんなんじゃねーよ
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「それだけ大きな声が出るなら、大丈夫そうね」

「ったく、びっくりさせんなっての!」

「あー、はいはい。ごめんなさい」

いがみあってばかりいたからか、俺からしてみれば会話が新鮮だ。

保健室を、先生を呼んでくるわね、と言って去ろうとするクリス。

ぼんやりと見ていると、半分扉を開けた所でイタズラっ子のように無邪気な笑顔を浮かべてこちらを見た。


「ちゃんと寝てなきゃダメよ?」

「うっせえ!ばか、そんなんじゃねーって言ってるだろ!?」

「そうだったわね、ごめんごめん」

楽しそうに言って、真顔になってまた、でもちゃんと寝てなきゃダメよ?と
釘を刺して部屋を出る。

俺はチビッ子扱いかよ!?

悔しいけれど、何故だかいつものように憎まれ口を叩けなかった。

きっとあの暑さが、まだ体にこもってるんだ。

いいわけにならないようないいわけをして、言われた通りに目を閉じた。














まさかの熱中症とか。ゴークリ要素が見当たらないね!
お題から連想できたのがコレって、自分ダサすぎる。
ごめんなさい!

 2013.4.27.
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