pkmn
□ラムネ
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「ふわ……楽しかったわ……」
小高い丘の上、夕暮れ時、まばらに人が帰りだす中。
手渡されたラムネは、ちょっとぬるかったけれど、とても美味しく感じた。
「今度はイッシュの、本場に行こうぜ!な?」
「そうね。ありがとう」
自分でも驚くほど素直に、お礼が言えた。
ありがとう、なんて、普段は変に意識して、何でか全然言えないから。
「また、こうやって、遊ぼうね」
「ったりめーだっつーの!お前が暇なら、俺はいつでも遊んでやるからよ」
お前からも、たまには声聞かせてくれよ、なんて。
嬉しくて幸せで、ああ今日はなんていい日なんだろう。
うっすらと汗ばんだ肌を、まだ冷たい風が乾かしていった。
ラムネ
(建前のなかに、こっそり本音を忍ばせて)
あれ、何だろう、これ。
ゴークリだよ……レッド先輩は出てこなくてよかったよ……!
グリーンさんは、きっとおうちでゴロゴロしてました。
ブルーとシルバーは2人でお買い物とかしてると嬉しい(私が)。
ちなみにグリーンがブルーとデートしないでゴロゴロしてるのは、
ジム休みなのがレッドに伝わらないため、というどうでもよすぎる裏設定。
ラムネ関係ない?気にすんな!
とりあえず7000Hit感謝です!