ライブ会場での、携帯の電源を切るのは、当然のマナーです。
それには、いくつかの理由があります。

01.通信機器による機材の故障・妨害

ライブ会場で使われる楽器類や機材は、非常にデリケートな精密機器です。
通信機器は、電源が入っている状態では常に電波を送受信しています。
その電波が機材の故障の原因になる事もあります。
また、会場では、アーティスト達は演奏の音が聞こえるように、イヤーモニターと言う機材を装着しています。
この機材は電波で音を直接機材へ飛ばし、耳に装着したイヤホンで音を確認するものです。
携帯の電波で音が途切れたりする場合もあるので、的確な演奏の妨害にも繋がります。

02.参戦者への不快感

当たり前の事ですが、ライブに来る人は、そのアーティスト達の演奏や歌を聴きたくて、チケットを買う為にお金を払い、時間を裂いて会場に向かいます。
そして、尊敬する人との時間を共有して、思い出を残して日常に戻ります。
いい思い出を作るための場所でわざわざ携帯をいじったりする必要は無いでしょう。
また、照明の落された会場では、着信時の微かなライトも目立ちます。
「自分だけが楽しめばいい」のではなく、「皆で楽しむ」、それがライブ会場でのマナーです。

上記以外にも細かい理由はありますが、ライブ会場では、携帯は不要であれど、必要なものではないです。
携帯が当たり前に普及している今、持ち込みこそ許可はされていますが、必ず電源は切りましょう。

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