episode 2
□勝負
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「ウィンディ、しんそく!」
ダァン!とキーをいじっていた2人を吹き飛ばす。
だが、すでに遅かったらしい。
「チッ、てめぇ、何やりやがった!?」
「ぐっ…、我々の目的は、達成、された…!」
「なんだと…?」
その時、クリスとゴールドもあの2匹を撃破してこちらに来た。
シャムとカーツがいじっていた画面をのぞけば、
”リニアモーターシステムセフティロック解除”
とかかれている。
「ッ!? まず…!?」
1人、その事態の深刻さに気付いたライトは冷や汗をかいた。
「ライト先輩、何なんスか、この画面!」
「見ての通りだ!リニアモーターシステムの管理をめちゃくちゃにされた!」
「リ、リニアモーターシステムって磁力で動く電車っスよ!? 何でそんなもんポケモンリーグで管理してんスか!?」
「開会式見てなかったのか!?開会セレモニーに使用するから、特別にレールを引いたんだ!」
ライトは画面の前に立つゴールドをどかし、器具を細かく見ていく。