てへぺろNG集

□NG7話
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NG7話




だがしかし、ポケモンリーグともなれば一大イベントであり、テレビでももちろん放映される。




そんな公のものにうっかり写りでもしたら、一瞬でレッド達に見つかってしまう。





(…あーあ、どうしよう。)






ここ最近は、ずっとそればかりに頭を抱えていた。




(…行かねぇ訳にもいかねぇしなあ…)





そんな事を考えながら、
とりあえず洞窟から出て、街に向かう。






「くそっ!シルバー‼」


「…?」






と、近くに誰かいるようだ。




今ライトが生活している洞窟は、ヒワダタウンという街の近くにある山の中で、リングマなどの凶暴なポケモンが生息している。




ゆえに、人があまり立ち入らないと聞いていたのだが。





「…うわ。」





陰から様子を伺ってみれば、
小さい女の子が1人と、少し年下ぐらいと思われる男の子が2人。




リングマとヒメグマ相手に、手こずっているようだ。




しょうがないから、
助けに入るか…と、ボールを手にする。




だが、…やめた。





前髪が爆発した帽子の男の子が、何やらキューを取り出したからだ。




そのキューでボールを、打っている。





その打たれたボールは、
転がっているもう一つのボールを見事に弾くと、2人の男の子の手にそれぞれ帰ってくる。…はずだったのだろうが…




金「あ。」


銀「! ぶっ!」


金「…」





ボールはなぜか二つともシルバーの元へと向かい、うち一つが華麗に顔面にヒットした。




銀「…………」


金「オイ嘘だろ!? ようやく来た俺の初登場で!? NGだと!?」


管「あ、いやゴールド、後ろ後ろ…」


金「あ? ……っ!」














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