episode 2
□アフターケア
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「どういうことだ!説明しろ!」
「だーかーらーァ!いいだろー別に細けぇことはァ!」
ゴールドたちが時間のはざまに入ってすぐ、カントー勢は激しい討論になっていた。
「よくねえだろ!え、おま、女って、えぇ!?」
レッドはオロオロしながらライトを見つめ、
「すっごーい!アタシも全然気づかなかったー!」
と、ブルーは笑い。
初対面のイエローは、
「えーっと、…、」
と言いながら苦笑いしている。
「イエロー、だよね。始めまして。俺はライト。もう手元にはねが、俺も図鑑所有者だったやつだ。」
「よ、よろしくお願いします!」
ぺこりと律儀に頭を下げるイエローだが、ギャップについていけないのか次第にレッドとと同じようにオロオロし始めた。
だが、1番面倒なのが、
「説・明・し・ろ!」
グリーンだ。
コイツには冗談が通じない分、色々とメンドウだ。
「だーかーら、俺は女でした!うん、以上!」
「終わらすな!だいたいどうやって…!」
「見てただろ?こうやって?」
ポン、とライトが元の姿に戻った。
「メタモンの”へんしん”を使ってたんだよ。便利だぜ?」
「え、おま…、それをずっと?」
「うん。」
「なんで…。」
「それは、言えない。」