呪われた少女はアクマを救う! 休止

□☆プロローグ☆
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エクソシスト…。
それは、神に魅入られた者達。
彼等は闇より現る、禍々しきものを葬る為に在る。

ーそう、母に聞いた。
そして、この左手と右足に備わった力のことも。
僕は生まれつき寄生型の対アクマ武器というものが体の中に埋まっていた。
しかも二つ。
この力を使う事なんかあるのだろうか?…いや、きっと無いだろう。
…そう思ってた。“あの時までは”。

僕は。
僕は…この力で奴等を…アクマを壊す。
絶対に、全滅するまで。
壊し続けてやる。

雪の降る夜に、“母を壊したあの夜に”。
僕はそう誓ったんだ。
“哀れな魂を、救済する”と。



プロローグ
(これは一人の)
(復讐と救済を誓った少女の物語である)
 

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