03/25の日記

01:42
なんだかんだあります
---------------
過去に関わった人の中に、時折困った人が紛れているのだけれど、あまりにそういう人が目立って見えてしまうので、私が呼び寄せているのかなと思ったりする。

姑は話好きな人だったので、電話が長かった。まあ、これはこれでちょっと困ったけど、普通の範囲内だ。困ったのはこの人じゃなく、私の父だ。
私は姑の話を終わらせる方法が分からなかったので、延々聞くばかりだったのだが、その頃、うちはキャッチホンのサービスを付けていた。
電話を中断して別件の電話に出れる奴だ。
ある日、姑の長話に付き合っている最中、何度か電話がかかってきた。でも、私は中座が出来ず、それを無視して姑の話に付き合った。
やっと電話を終えて切ったところにまた電話が鳴った。父だった。
私が電話に出た途端、お前は電話の相手が分かっていて無視しただろう、と怒鳴り始めた。
姑の話に付き合っていて出れなかったのだと説明すると、まあそれなら仕方ないと怒りを収めたけど、半分疑っている風だった。

携帯を持ち始めた時、元々忘れっぽい私は携帯を携帯するのになかなか慣れず、時折家に置きっぱなしにしていた。
ある日、幼稚園の役員会に出かけ、出先で携帯を持っていないことに気付いた。
用事を済ませ、家に帰ると携帯が鳴った。
出た途端、「私だって分かって出なかったんでしょう!!」とすごい剣幕で怒ってきたのは、近所の奥さんだ。

二人とも第一声が怒鳴り声、という、私にはありえない手法で攻めてきた。

電話を何度かかけて相手が出ないとき、忙しいのかなとか出られない理由があるのかなとか考えないだろうか普通。

自分を無視してる、と決めつけるのは2・3日してからでいいと思うのだが。

と、なんでこんな昔の話をするのかというと、姉が似たような感じだなと思ったから。


姉は不遇の人生を歩んできたようだ。
私は8つも離れているから、彼女がどんな幼少期を過ごしたのか知らない。
でも、本人の話を鵜呑みにするなら、彼女は親からも兄弟からも虐げられ、散々な目にあいながら育ったらしい。

私が知っていることと言えば、祖母が厳しい人で、父は横暴な人、母は何というか、可哀想な人だということくらい。
私が小さくて、もしくはまだ生まれていなくて知り得なかったことはどうしようもないので想像するしかないのだけど、母は祖母からかなりひどい扱いをされていたそうだ(母の言)。
だとしたら、そのストレスが子供に向かう可能性は否定できない。そういう風に姉が被害にあっていたのかなと想像する。

でも問題は、姉にとっては家族全員が敵だということだ。
姉によれば、母と兄が結託して姉を虐げていた。弟にはいつもお金を盗まれ、そして私は姉の服を奪った泥棒だそうだ。

服の件は、私に非があるのは認める。姉が結婚して出て行ったあと、残されていた服を自由に使っていたから。
でもそれにはちょっとした行き違いがあったことが分かった。

姉は親から、「お前の服は妹のものにした。」と宣告を受けたそうだ。そして、私は親から「使っていいよ。」と言われたのだろう。
私は姉がいらなくなった服を置いて行ったのだと思い込み、全部自分の物にしてしまった。
姉はそんな私を、自分の物を奪った相手として見ていたらしい。

私は親に私服を買ってもらったことがない。買ってくれるのはいつもスポーツウエアだった。
だから、姉のおしゃれな服がもらえて嬉しかったのはなんとなく覚えている。
よく考えればその服が姉の給料で買ったものだと分かったはずだが、当時の私は自分に都合のいい解釈しかせず、深く考えなかった。

だから、私のことは責めてくれていいのだけれど、他が気になっている。
兄は善良な人間なはずだ。まあ、下の兄はちょっとアレなので、兄弟の財布からお金を抜く、という行動が絶対ないかと言われると断言できないのだけれど…でも不良ではないからそんなに、そんなことするかなあ、と言う感じ。
でも、上の兄は善良なはずで…結託して姉を虐げる、とか、何歳の時に?子供がそんなことするかなぁ…
まあ、母親が、兄に言い含めて何かをさせた、ということならまだ可能性はあるかもしれないけど、(母も弱い人なので、そんなことはしないと思っているけど)

被害妄想、な気がしてならない。

でも、兄弟の中で姉だけ虐げられていた、という可能性だって否定はできないと思うので、…うん、どうなんだろう…?

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ