□ブックタイトル
ケトン体ダイエット
□執筆開始日
----年--月--日
□カテゴリー
コラム
総合
□概要
2012年6月10日にTBS系で夜8時より放映された[アカルイミライ]はご覧になりましたか?
「砂糖をやめれば10歳若返る」というセンセーショナルな内容でしたね。
先日、老化の原因として老化物質『AGE』の存在をレポートしましたが、その老化物質の生成に一役買っているのが日本人の2人に1人が陥っていると思われる「糖質中毒」です。
「糖質中毒」になると、食事の後に常に血糖値が高くなる事で老化物質『AGE』を自ら作り出してしまうのです。
□読者へのメッセージ
では「糖質中毒」はどうやって判断すれば良いのでしょうか。以下、簡単なチェック法です。
◇糖質中毒チェック
・イライラすると甘いモノが食べたくなる
・食事の時の1口目はご飯からだ
・仕事帰りにスイーツを買って帰る
・カレーライス、丼物、ラーメンライスがランチの定番だ
・甘い炭酸飲料を週2から3回飲む
該当数が1つで要注意
3つ以上だと糖質中毒の可能性大です。
糖質から生まれるブドウ糖はエネルギーの元となりますが、別のエネルギー源を利用できれば、糖質に頼らず、同時に『AGE』の発生を抑制して老化も防ぐ事ができます。
別のエネルギー源とは脂肪が分解されて出来たケトン体です。
食事から炭水化物を極端に減らした場合、インシュリン(インスリン)が作られず糖が血中から無くなってしまうため、その代わりのエネルギー源として、体内の脂肪が分解されたできた「ケトン体」が利用されます。
ケトン体が増えると長寿遺伝子にスイッチが入り、また老化物質『AGE』が減り、若返り効果に繋がるのです。
もちろんダイエット効果も大です。
こんな素敵なケトン体を増やさない手はありませんが、やり過ぎは副作用を招きます。
ケトン体ダイエットは内臓の負担が増加したり、頭痛や下痢、イライラといった副作用も報告されているそうです。
先ずは「野菜やおかずを先に食べ、その満腹感によって自然とご飯やパンの摂取を減らす」という食事法に切り替えるのが良さそうですね。
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