短編

□嫉妬
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俺の大切な人はアカデミーでも人気者で




先生たちにも気に入られている。




男女構わず優しくて




すっげーかわいいやつ。




「サスケ」


ふわりと笑っていうナツキ。


「なんだよ。」

「またつまらなさそうな顔してる。
 どうしたの?」


きょとんとするナツキ。
そんな可愛い顔すんなよ…


「別に。
 んな顔してねーよ。」

「そう?」


「うーん、気のせいか」と言ってナツキは隣に座った。
なんで俺の隣に座ってるんだよ。


「…ナツキ「おーいナツキ!ちょっと来いよ!」…。」

「キバ!
 うん、ちょっと待ってね!」


そう言ってナツキは俺の隣から離れる。
キバのやろう…今度ぶちのめしてやる…

楽しそうに話すナツキ。

みんなに優しくする姿を見るとモヤモヤする。
なんだよこれ。


すっげー気に食わねえ…










昼飯はナツキが弁当を作ってくれたらしい。


「はい、サスケの好きなもの入れてきたの!
 うちで取れたトマトー!!」

「…そうか。」


周りに女子がいるが気にしない。
ナツキの作ってくれたおかかのおむすびを食べる。

もちろん、これも俺の大好物。

こいつは俺のことをよく知ってくれてる。
…殺したいやつのことも。


「あのねサスケ。
 今日補修なの…」

「補修??」


コイツが補修??
めずらしいな・・・・・


「実はねー…クナイのやつやんなきゃいけないの…
 どーもクナイと手裏剣は苦手…
 というか飛び道具は苦手…。」


うぅうっと唸るナツキ。
ほんとに可愛いなこいつ。


「じゃあ、俺が練習付き合ってやるよ。」
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