NARUTO

□三話
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「ほら、夏起きて。
 火影様の所に行くよ。」

「うにゅ・・・」


ふらふらーと夏が起き上がる。
そのままどこにいくのかと思うと俺の後ろに回ってきた。
そのまま

ぎゅぅ・・・


「あら?」

「んー…」


抱きついてきた。
可愛いことするねえ・・・


「おにぎり作っといたから、あっちで食べようね。」

「はい・・・・・。」


あ、起きてないなこれ。
まあ、ついてくるみたいだし・・・いいか。













おはようございます・・・眠たい…
てかどこに向かってるんだっけ・・・?


「火影様のとこ。」

「あぁ…そうでしたね。
 火影のじいさまのとこに・・・うい。」


ねむーいよぉ・・・


そんなことを思ってる間についた。
頬を思いっ切り叩いて目を覚ます。
その行為にカカシ先生は一瞬ビクッとしていた。


「笹月夏入ります!!」


そう言って夏は部屋に入った。


「よく来たの、夏。
 昨日はよく眠れか?」

「はい、ぐっすりです!」

「なら良かった。」


そう言って笑う火影のじいさま。
あーもう、このテンション大好き・・・


「で、どうかしましたか?」

「あぁ、実はの・・・」


火影のじいさまは棚をあさった後、アタシに何かを投げた。
うまくそれをキャッチしてタイトル?を見る。


「禁断の書・・・笹月の・・・読めないけど
 アタシの苗字と一緒・・・」

「火影さま・・・これは。」

「夏。そこにはお前と同じ名の英雄の家の場所も記されておる。
 まずはそこに行き、もう一つの書を探して修行をしなさい。」

「英雄・・・修行?」


良くわかんないけど…家を探して、修行をすればよいのか!
ん?待てよ・・・・・?


「あの、火影のじい様・・・
 アタシ一人じゃ修行の仕方がわかんないんですけど…」


そうアタシが言えば火影のじいさまはにっこりとする。


「そう言うと思ってもう決めておる。
 カカシにやってもらうことにした。」

「え!?」


ブンッとカカシ先生の方を見ると目を逸らされた。


「え、じゃあ昨日のあのハトは・・・
 今の話を伝えるためのだったんですか?」

「いかにも。」


まじか・・・!


「わかりました、頑張ります!」


アタシはそう言うとカカシ先生と一緒に書かれている家の道をたどった。
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