NARUTO

□五話
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「お、夏おはよう。」

「おはようござーます・・・」

「・・・ねむそうだな・・・」


そりゃそうですよー・・・
あの後何度起きたことか・・・

窓閉め忘れたし・・・


「今日は何の修行ですか?」

「・・・行ってみればわかるよ。」

「??」


どういうこと??












今日もまたあの森に。
一体今日は何の修行なんだろうか・・・

まさか口寄せの術!?

巻物持ってきてないよ!!


「そうだ夏。」

「はい!」


焦って返事をするとカカシ先生は苦笑いする。


「持ってきたクナイと手裏剣・・・あとその刀も貸して。」

「?はい、わかりました。」


とりあえず、ショルダーバックをカカシ先生に渡す。
もちろん、刀も一緒に。


「うん、これで動きやすくなったね。」

「?あ、はい「トォオオォオオオォ!!」っ!」


いきなりの大声にアタシは声の方を見る。
そこには飛び蹴りをする人影があった。

受け止めたらまずい、なら―――


「・・・・・ふっ!」

「おっ!?」


いなすっ!!

右手を飛んでくる足に向けて伸ばし、そのまま流れにのせて避ける。


ズザザザザザッと音を鳴らしてその男はこっちを向く。
うっ!!


「ナイス判断だ、夏!!
 お前は体術の才能もあるかもなっ!!」

「激ゲジ眉!!」


激ゲジ眉がそこに親指を立てそこにいた。
なんか腹立つなその顔っ!!


「・・・・・ガイ・・・お前来るときは普通に来いよ…
 夏は初心者なんだぞ?」

「そんなもの俺には関係なーい!!
 さあ、夏!今日は俺と修行だ、ついてこい!!」

「嫌だ!「青春は待ってくれないぞーはははっ!!」話を聞けやっ!!」


そう言ってアタシは激ゲジ眉ーガイを追いかける。


「・・・夏はアイツの訓練についていけるといいんだけど…」


カカシの声は夏にはもちろん届いてない。
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