NARUTO

□六話
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周りを見れば砂漠、砂漠、砂漠!!
暑い!喉乾く!!


「ここが・・・砂隠れ。」


こりゃだめだ。
死ぬわ。


「大丈夫、夏?」

「はい、なんとか・・・」


ちゃんとたくさん寝たし、ご飯も食べたし
水分ももってきてる。
多分大丈夫だろ。


「じゃあ、俺は任務にいってくるから・・・
 お利口さんにしてるんだよ?」

「はーい。」


そう返事するとカカシ先生は姿を消した。
あーあ行っちゃった・・・・・

さて、とりあえず誰かに話しかけて暇つぶしするか。

くるりと後ろを振り向いた時だった。


じぃ〜〜〜〜〜


「・・・・・。」


なんか見られてる―――!?
赤い髪の少年がアタシのことをガン見していた。

お、おう…
この子と遊んでたら不審者だと思われるかな…
でも、まあいいや。


「は、初めまして!
 アタシ夏、木の葉の里から来たんだ!
 君はここの里の子??」

「・・・・・。」


こくんと頷く。
・・・・・。


「お姉ちゃん今暇なんだよね。
 一緒に遊んでも良いかな?」


ぱあっと少年が顔を明るくして、一生懸命頷く。
・・・・・。

あぁぁあああぁぁあ可愛い――!!


「じゃあ、里を案内してもらえる?」

「うん!」


・・・・・?
なんか声聞いたことある・・・?
気のせいか。

そんなことを思ってる間に少年はアタシの腕を引く。

あぁ、待って待って。
力強いなー












少年はどうやら公園に連れて来てくれたらしい。
結構広いな・・・

タタタッと少年がどこかに行ったと思うとボールを持って戻ってきた。


「あそぼ?」

「・・・うん、遊ぼう!」


アタシ結構小さい子大丈夫なんだー・・・
初めて知ったー
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