NARUTO

□七話
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さて、どうしようかな・・・
起きてみたけど…もうカカシ先生はいないらしい。任務かな?

人手不足・・・かな?


「とりあえず、そと行くかー。」


昨日届いていた服に着替えてアタシは外に出る。
髪は面倒くさいからしばっとこ。

でもこんなんで男装になるのか?
全くもって無理な気がする・・・


「夏?」


ほおら無理だ!!


「イルカさん、お、おはようございます!」

「え、その格好・・・」

「実は・・・」


かくかくしかじか・・・


「へえ、そんなことが・・・」

「はい、これでばれないとかあれじゃないっすか?
 ・・・・・どんだけ鈍感なのみたいな・・・」

「ま、まあね・・・」


苦笑いするイルカさん。
なんかすみません・・・


「あ、ごめん俺これから授業なんだ。
 またな!」

「はい、また!」


イルカさんがアタシ・・・僕の前から居なくなる。
さて本当にどうしよう・・・


「あ、夏ー!!」


すみません、本当にごめんなさい
あぁあぁぁぁあああぁぁぁ


「ナルト・・・」

「ん?なんか男みたいな格好だな?」

「・・・うん、そうだね・・・」


もう良いよもう・・・
説明は省いていいや、ナルトだし・・・


「・・・あ、そうだ!」


カバンをあさる。
あ、あったあった。


「はい、これお土産!」

「え?どっかいったの!?
 俺も一緒に行きたかったってばよ!!」


「とりあえずありがと!」って言ってナルトは受け取る。
うん、良かったよかった。


「まあね、楽しかったよ。」


子供と遊ぶのと、子供で遊ぶのがね?
ふふふ←


「あ・・・忘れてた・・・」


かさりと物を出す。

掌にある袋に入ってるバンダナを見つめる。
迷彩柄だ。


「イルカさんに渡すの忘れてた・・・はあ。」


さっきあったばっかじゃん…やっちまった


「イルカ先生に用があんのか??」

「うん・・・お土産渡さなきゃ・・・あぁあ・・・」

「?俺イルカ先生に呼ばれてるから一緒に行く??」

「え!?」


まじか!!


「い、行く行く!!」

「よっしゃ!
 じゃあ、行くってばよ!!」

「おー!!」


そう言ってアタシ達はダッシュでイルカさんのもとに走った。
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