NARUTO

□十話
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「"五つ星"!!」


クナイをさし電流を流す。
うん、一人でもできるようになった。

星のつくものは全てできるようになったし・・・
どんなものかもわかった。

でも・・・


「・・・危険術か・・・」


これも覚えないと・・・みんなの役には立てない。
ただこれ全然読めないし・・・どうするべきか。


「おーやってる?」

「!グレン、カレン!!」


振り向けばそこにはチームの二人がいた。
どさりと袋を置き、中から飲み物を出して僕に渡す。


「ほら、水分補給!」

「ん、ありがとー。」


お、炭酸か。
ラッキー。

プシュッと音が鳴る。


「そう言えばカレンはすぐ来るのに今日は遅かったね。
 どうかしたの??」

「・・・コイツのせい。」

「え?」


ごくりと飲んでグレンを見る。


「はははっちょーっと前に迷子だった子供を家に送ってからさ
 その子供に懐かれて、ちょっと遊んでたんだー」

「ほー。」


迷子か・・・誰だろう。
ヒナタとか??


「その遊びに力抜いて負けて、他の小さいのが集まって
 囲まれて出れなくなってたの。
 そこに遭遇してコイツなんて言ったと思う?」

「・・・さあ。」

「"俺のお姫様に見つかったからまた今度なっ!"
 って言って私の肩を・・・」


鳥肌を立てるカレン。
グレンはへらへらしてた。


「みんなには悪いことしたから帰りお菓子かってくんだー」

「そ、そう・・・」


コイツ天然ボケだ・・・。


「で、今から何するの?」

「んーと・・・ちょっと、ね。」


巻物を広げ、はっとアタシは思いつく。


「ねえ、どっちか口寄せの術できる?」

「「口寄せの術??」」


うーんと二人が唸る。


「ごめん、俺無理・・・」

「私も体術中心だから・・・」

「そっかあ・・・」


どうしようかなー・・・
危険術はなー・・・うん。

ポツリ


「ん?」


ザー


「うわっ雨!!」

「やっべえ!」

「修行は中止ね・・・夏が風邪ひいたら大変。」

「あ、あはは・・・」


そんなこんなで数分だけ集まって解散した。
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