NARUTO

□十一話
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「ふー・・・よいっしょ!」


腹筋をした後すぐに立ち上がる。
よし、体にだるいところもないし風邪ひいてる感じもないから大丈夫だね!!

ショルダーバックを肩から下げドアを開ける。


「あ。」

「・・・おはよう。」


そこにはカカシ先生がたっていた。


「おはようございます!
 先生今日任務?」

「・・・いや。」

「あ、もしかして僕のこと心配してくれたんですか?
 風邪引いてないかなーって!」

「・・・・・。」


え、まじで?

っと思ったら頭にチョップをくらった。
イチャパラだ・・・。


「な訳ないでしょ。
 火影様の所に行かなきゃいけないの。」

「・・・・・へー」


なんかショック。
まあ、良いや・・・

ってことで無事アカデミーに到着。

さて、暇だから何しようかな・・・
あ、そうだ。


近くの木にのぼる。

そこから見える教室の風景は漫画通りだった。
イルカ先生が教えていてーナルトがいてー・・・

へへっなんか変な感じだ。

小さくふふっと笑うとイルカ先生と目があった。
あ、やべっ


「あ、誰かいる!」

「額当てつけてるよ!
 中忍かな?」

「すっげー!」


数々の声を聞き僕は営業スマイルをする。
ナルトも僕に気づいて顔を明るくしていた。

アイツまたイタズラして縛られてるのか。
まあ・・・仕方がないことなんだけどね。

手を振るとイルカ先生がずんずんと歩いてくる。
・・・・・やばいな、これ。


「・・・お前何やってるんだ。」

「いや、暇で。」

「・・・そうかあ・・・じゃあ一緒に勉強しようかー?」

「いえ、結構です。」

「そう言わずに。」


イルカ先生のスマイルが怖い!!
怒ってるよこの人!!
そう思った時だった。


「なーに口説いてんだよ、イルカっち。」

「うわっ!?」


ぐっと腕を回される。
この喋り方は・・・


「「グレン!」」

「おはよっす!」


にっと笑うグレン。

教室からも元気な声が響いた。


「あ、グレンだ!!」

「グレンのお友達なの?」

「グレーン!おはよー!」


・・・・・。


「よ、みんなおはよー!」


・・・・・人気者なんだね。←
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